ルールを定めることが重要

ファストフードの従業員が、深夜勤務時間帯に一人でオペレーションすることが大きな社会問題になりました。結果として、この企業はブラックの代名詞として広く知られたのです。その結果、業績が大きく悪化して経営者の甘い判断と対応策の遅れなどが相まり、大きな代償を支払うことにつながりました。しかし、世の中にはブラックと思われる職場は山ほど存在しているといえます。問題が表面化しない限り、これらの存在は今後もあり続けることが予想されるでしょう。また一方で、厳しい職場環境を覚悟したうえで働いている人が多い業界もあります。まともに休みを取ったり、毎日定時で帰れないのが常態化している業種は少なくありません。就職先として、常に学生から人気を集めているマスコミや金融・商社といった業種のほとんどは、同時にその仕事の厳しさで知られています。しかし、それらの企業で働く人たちから、苦情や訴えが届くことはほとんど見られません。彼らが仲間や友人たちと冗談で労働環境の厳しさを話題にすることはあっても、それが社会問題化するまで深刻になるケースはないようです。それは、最初から分かったうえで、その世界を選んでいるからだと考えられます。医師や看護師のような医療の世界で働く人たちにも、同じことがいえるでしょう。普通の感覚で彼らの仕事ぶりを見ていると、誰が見てもブラックな職場だと言わざるを得ないような厳しい環境です。いくら納得したうえで働いているといっても、改善すべき点は改善すべきでしょう。法律面の整備や各企業・組織で改善点をルール化し、それを可視化することで労働環境を一歩ずつ改善していくことが望まれます。自分が努力をしても職場環境が改善されない場合は、転職を考えるのもありです。医療業界の中でも、特に看護師は深刻な人手不足となっています。そのため、全国的に看護師の求人は多く出されており、就職先に困ることは少ないでしょう。

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